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Home >> 技術情報 >> 平成24年度「第3回農林土木職員の技術研修会」について 平成24年度「第3回農林土木職員の技術研修会」について
今年度も(一社)静岡県土木施工管理技士会三島地区が建設産業団体として、静岡県東部農林事務所若手職員を対象とした「第3回農林土木職員の技術研修会」で会員が講師を務めました。 以下研修会の報告を致します。 今回の研修会は「コンクリート二次製品の製造・製品管理と施工」と題し、午前に座学、午後に実習として行いました。 午前の座学では「製造設備の概要について」「製造工程について」「製品管理について」の講義を実施し、午後の実習の前段を行いました。 午後の実習では、当会で用意しておいたコンクリート二次製品を職員自らが玉掛け作業、据付作業、側溝底張コンクリートの打設作業を行い、その後工場見学を行いました。 玉掛け作業においては、各種二次製品の紹介及び吊具の紹介を行い、各専用金具のメリット・デメリットを実際の作業により理解してもらいました。 U型側溝の据付作業では、丁張の設置、敷モルタル、据付、目地までと一連の作業を行い、通り・高さを修正するのに難儀している様子も見受けられ、現場ならではの体験がなされたのではないでしょうか。 可変側溝(幅300×高さ900×長さ2,000)においては、据付後の幅が狭く高さのある可変側溝の底張コンクリート打設作業について体験して頂きました。職員の口からは、机上では容易に考えていたが実際の施工では鏝も使用できず、専用羽子板の角度調整しながらの仕上げで施工の難しさを知った事で打設より仕上がりまでの過程を十分理解してもらえたのではないでしょうか。 実施工を各職員自らが体験したことで監督業務に一層期待が高まるのではないでしょうか。我々土木施工管理技士も名に恥じぬよう心機一転、初心に戻る必要があるのではないでしょうか。
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