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静岡県立科学技術高校 第5回技術講演会について

静岡地区 望月元一

平成26年5月29日(木)に、静岡市葵区にある静岡県立科学技術高校 都市基盤工学科1年生と理数科2年生の計84人を対象に 『 土木の仕事って 何 ? 』という題目で技術講演会を開催しました。

この技術講習会は、県立科学技術高校(田中克己校長) 都市基盤工学科の協力を得て、今年度で5年目を迎えました。

◎最初に地元建設会社の社員による同社が過去に施工した工事の記録写真資料により土木工事の種類別の説明が行われました。

又、工事の着手する前と 完成した後の写真を比較して土木工事による社会貢献の素晴らしさと工事完成時の達成感をまじえて体験談を伝えました。

  • 土木工事は、地図に形として残る仕事・・・・・
  • 土木工事は、何年も皆さんに使ってもらい醍醐味のある仕事・・・・・

◎次に、法面災害復旧の説明が行われました。
実際に工事測量に使用した最新測量機器の使用方法、工事での測量方法について説明が行われました。

最新測量機器の性能や長所、短所の説明により、土木測量技術の進歩について説明が行われました。

一人でも測量ができる新しい時代を伝えました。

≪生徒たちは、初めて見る測量器械にはじめは理解できないようでしたが、実際に測量器械にさわり、慣れひたしんでもらいました。≫

◎同校都市基盤工学科と同校前進の静岡県立工業高等学校 土木科卒業生から社会人として、又土木の仕事を行う3人の先輩からアドバイスがありました。


大長さん

筒浦さん

北澤さん

先輩から後輩へのアドバイス

  • 社会に出て、1番大切なことは一生懸命さだ。
    高校で学ぶことに無駄はないから、頑張ってもらいたい。
  • 学校生活を充実させるためには、目標を持って生活をしてほしい。
  • 工事は1人ではできない。先輩や同僚との結び付きが大切である。

≪先輩から後輩へ、実体験をもとに社会人としての有意義な意見を聞くことが出来ました。≫

技術講演後の生徒たちからの感想

  • 色々な工事の説明を受けたことは、有意義だった。
  • 土木工事について、仕事のスペシャリストになれるように、頑張っていきたい。
  • 土木について、余り解らずに入学したが、少しずつ土木について興味を持ち始めた。

≪このように将来期待できる前向きな意見を聞くことが出来ました。≫

都市基盤工学科 坂本科長より

  • 過去に行った技術講演会により、都市基盤工学科以外の理数科(普通科)の昨年度卒業生徒からも土木工学に興味を持ち土木系の学部に進学をした生徒が5名ありました。
  • 都市基盤工学科からは、土木工学に興味を持ち土木関係に進学、就職する生徒もさらに多く出ています。

≪郊外の外部講師による講義は、非常に意味深いと感謝のお言葉を頂きました。≫

田中校長先生のご挨拶
  • 技術講習会を無事終了することができました。先生方や生徒から好評を頂きました。今後、多くの学生がこの技術講習会を良い機会として土木工学の勉強を収められることを希望します。
    多くの学生が将来の社会資本整備を担う土木工事に土木施工管理技士として携わって頂けたら、土木施工管理技士会として大変喜ばしいことと感じます。
  • 静岡県立科学技術高等学校 第5回技術講演会にご理解を頂き協力して頂いた田中校長先生、坂本科長、池端先生他多くの先生方には大変感謝申し上げます。
  • 今回、技術講演をして頂いた静岡県土木施工管理技士会 静岡地区 協会員会社様又、開催に協力して頂いた協会員の方々にも合わせてお礼を申し上げます。

※写真資料については、建通新聞社様より提供

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