静岡県立伊豆総合高校湧郷祭（文化祭）に三島支部が協賛団体として参加・支部だより

静岡県立伊豆総合高校湧郷祭（文化祭）に三島支部が協賛団体として参加

（平成23年10月30日（日））
三島支部　企画・広報委員　芹沢陽一郎

昨年に引き続き、今年も同校の文化祭に協賛団体として参加し、建築工学科2年の生徒と共に「セメント硬化実験」と「クレーン作業実演・玉掛合図体験」を行った。

セメント硬化実験は昨年も行い2回目となるので生徒主体で行った。

内容はセメントの性質（水和熱）等について来場者に説明し、実際にジェットセメントを練って型枠に流し込み束石型メモスタンドを製作してもらい、その上で、水和熱で温めた「まんじゅう」「卵」を試食してもらって、自作のメモスタンドをお土産に渡すものです。その中で、技士会員は裏方として生徒の指導を行いました。


＜メモスタンドの製作＞	＜温められたまんじゅう＞

クレーン作業実演・玉掛合図体験は技士会が主体となり行った。

事前に建築工学科2年の生徒にクレーンの種類・滑車に関する講座を行い、生徒がホームセンターで購入してきた戸車をシーブにしてクレーンのフックブロックの模型を製作してもらい、掛数により吊荷の重さより小さい力で吊上げることができる機構を学んでもらった。

実演ではクレーン車を用いて同じ物を同じ高さまで、補巻での1本吊と主巻での多条掛での吊を行い、巻上げ時のロープの移動長さ、吊上げ速度の違いを見ていただき、模型の実証を行った。


＜生徒自作の滑車装置＞	＜クレーン作業の実演＞

また、同高の建築研究部では東駿河湾環状道路模型250分の1スケールを展示してあり、同高の土木への関心度の高さを目の当たりにした。