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東日本大震災による宮城県多賀城市復興支援活動に参加

三島支部
土屋建設株式会社

三島支部では、伊豆の国市と宮城県多賀城市が「あやめサミット連絡協議会」に共に加盟する交友都市の間柄であることから伊豆の国市建設業協会の東日本大震災による復興支援活動に参加し5月9日から7月3日までの8週間支援活動を実施しました。

平成23年3月11日に発生した東日本大震災は、今後いつ起きるかもしれない東海地震によって液状化で甚大な被害が予測される伊豆にとっては「明日は我が身」であり、その状況下で被災時に公助の一翼を担う伊豆の国市建設業協会の責務は「被害の軽減」「早期復元」であり、そのための援軍支援と自らの戦力アップが防災力向上に繋がれば…

また「一般市民では公助が進まないと自助が開始できない」ことや「公助作業の完了を以って各々の家庭が次の行動に移ることが可能になる」との思いから一般生活を元に戻す活動を阻んでいる被災したブロック塀や瓦礫の除去で被災者の笑顔を取り戻す手助けになればと現地での作業にあたりました。

●活動内容 瓦礫除去82ヵ所、ブロック塀除去140ヵ所
●機械器具 ミニバックホー2台、小型ダンプトラック4台(内1台は現地でレンタル)
人力破砕用機材1式
(発電機3台、コンプレッサー、ブレーカー、チッパー、エンジン式コンクリートカッター、電動ピック、サンダー)
●作業人員 延べ作業人員614人(技術者362人、技能者252人)の2班編成

塀等の瓦礫処理 住民が解体した残材の片付
住民が解体した瓦礫の片付(一般市民の持ち込みが制限されていた為)
【作業状況】人力解体、撤去
【作業状況】機械解体
【住民交流】

被災状況【参考】
宮古 塩釜
宮古 塩釜
石巻 長浜
石巻 長浜

活動を終え此度の支援を振返り

  • 災害応急対応の進捗が市民生活に大きな影響を与えることになる
  • 大規模災害時の地元市町との災害協定は民にも及ぶ膨大なものになる
    (国・県との協定はライフラインの復興に限定)

ことを考えさせられました。

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